この夏はコスパ系“うすかる”バッグが来るってホント?
なが~く続いた“黒デカ”リュックの覇権に終止符!? これからマストなコスパバッグはこれだ!
2,ランチバッグ
「ちょっとそこまで…」系バッグの最終進化形
ランチバッグってナニ? というところから話す必要があるだろう。
ざっくりと言うと、海外のデリなどで買い物をした際に品物を入れてもらえる紙袋のようなバッグのことを指す。
写真のようにざっくり抱えてもいいし、くるくると巻いたトップを鷲掴みにしてワイルドに持ってもイイ。
その時に生まれる細かなシワやヨレなどが、最大の魅力だ。
「紙袋? 耐久性が不安じゃない…?」という声もあるだろうが、最近のランチバッグはそんなにヤワじゃない。
米軍でも採用されているデュポン™社の高密度不織布・タイベック®など、紙のような質感で軽く、かつ防水・耐久性も備えている素材を採用しているバッグも増えているからだ。
その先鋭として登場したのが「SIWA」というブランド。
山梨県の和紙メーカーが開発した、ナオロンという素材を使っており、有名インテリアショップなどにも置かれたことでじょじょにその人気を高めていった。その後、「ステューシー」のライフスタイルラインや、「トーキングアバウト ジ アブストラクション」の派生ブランド「マタタビ」などから、ペーパー風バッグがこぞって発表された。
話がそれたが、ランチバッグの魅力は、ショップトート同様、ファッションアイテムとは少し距離を置いた見た目ゆえの気軽さ。
ワンマイルバッグの究極のカタチと言うべきか、サイフやサングラスなどをぽいぽい放り込んで、型崩れなど気にせず(むしろそれがイイ!)持ち運ぶのが正解だ。
相性のいいコーデは…特になし。
晴れた日などはショーツにバンズを履いて、へインズの白T一枚、ボードとランチバッグを片手に街に繰り出したい。